教育実習20日目。(最終日其の壱)
2005年6月10日 就活・実習記録
昨日の放課後、A田先生に
「もう準備は万全だから、今日は早めに休んで
明日に備えなよ」
って言われたにも関わらず、生徒へのメッセージとか
授業のシュミレーションなどで寝られなかった。
今日は職員会議で挨拶をすることになっていた。
それに関しても朝まで考えていた(笑)
だから、要領悪いやつは寝不足になるんだよね^^;
そんなこんなで8時になったら、まず挨拶。
4週間もいろいろやってきたので、話題は豊富だし、迷惑をかけたことに対しての謝罪とか、お世話になったことへの感謝の気持ちがたくさんあって何分話しても話しきれないくらいだった。
それなのに、実際に先生方の前に立ったら、
「最初の日に5人で順番に挨拶をしたのがもう4週間前のことなんだ。」
「もう今日で終わりなんだ。」
「いろいろあったな〜」
とか、いろいろな感情がこみ上げてきて、泣くつもりは全然なかったし、しっかり整理した話だけで終わりにしようと思っていたのに、
大泣きしてしまって、頭の中吹っ飛んでしまった。
こんな言葉だけじゃ足りないけれど、ただ
「本当にありがとうございました。」
って泣きながら繰り返していた。
そして最後に
「今日の精練授業は、すべての締めくくりとなるようにがんばりますので
都合がよろしかったらぜひ見にいらしてください。」
といって挨拶が終わった。
泣き止んでから職員会議が始まる。
連絡事項だとかを確認しながら、メモをとる。
とりあえず、泣いたのがバレないように一生懸命平生を装う。
まー、普通だったので3Aのみんなは気付かなかったみたい。
いつもどおりに朝のHRをやって、連絡事項を言って、
「なんか、早いものでもう4週間も経っちゃったんだな〜って思います。
いろいろ思うことがあるけど、それはまた帰りの会にでも(笑)
ってことで〜今日も一日頑張りましょう〜!!」
センセイの話はこれで終わりにした。
I井先生が
「今日の帰りの会はみづきセンセイに時間をあげるので、
おまえら、しっかり話を聞けよ。」
と釘をさす(笑)
2時間目にC組で最後の授業。
いつも無反応に近いC組だったけど、いつもより反応してくれたような気がした。
感想もいっぱい書いて持ってきてくれた。
本音を語ってくれた子が多かった。
最後に
「センセイはみんなのために涙の出るようなプレゼントを
持ってきました!!
嬉しいでしょ〜??授業を振り返ることができる確認問題♪」
って言ったら大爆笑だった。
最後に委員長から代表して感謝の言葉をいただいた。
でも、まだ次が本番だったりするので泣くことはなかった。
緊張感と達成感はあったものの、あまり感動はしなかった。
3限3年B組。
今週はこの授業のために、全精力を注ぎ込んでいたといっても過言ではない。
この授業のための指導案でいっぱいいっぱいだった。
寝る間も惜しんで授業の準備をした。
その努力が報われた。
3Bの生徒は他の2クラスよりも結構子どもっぽいところがある生徒が多く、
あんまり騒ぐようならとってもやりにくいクラスなんだと思う。
でも、このクラスと私は授業だけの付き合いだけど、結構信頼が出来ているんじゃないかなって思った。
A田先生も見学に来ないことが多くなったりで、本当に彼らと自分での授業を展開することが多かったような気がした。
みんなも一生懸命やってくれたので、見学をしてくださったT樹先生、教頭先生、S木先生からはお褒めの言葉をいただいた。
計画通りに進めることもできたし、緊張しつつも良い授業ができた。
最後にこのクラスでも委員長から挨拶をしてもらった。
「センセイは小さいけれど、とっても元気で声も大きくておもしろかったです。
授業も毎回一生懸命で、とても楽しかったです。
あえて欠点を言うと緊張しないでリラックスできたらもっといいと思います。」
って挨拶。生徒からも先生方からも笑いがでた。
4週間の授業がすべて終了した。
拍手とか笑顔、笑いでみんなとってもいい表情をしてくれていた。
授業が終わっても、授業内容に対して自分はどう思うかとか、あたしの授業を通してどんな風に思ったかとか感想とかを書き続けてくれる生徒が多々いた。
休み時間に選択授業の担当のH生田先生がいらして、
「あ、そういえば今の時間精練授業でしたね。どうでしたか?」
と声をかけてくれた。
それにALTのJ先生が一緒にいて、お疲れ様って二人で声をかけてくれた。
H生田先生は
「生徒の表情とかこの教室の雰囲気を見ると精練授業はよかったみたいですね。
お疲れさまでした^^」
って嬉しいことも言ってくださった。
職員室に戻り、A田先生と精練授業の反省をした。
自分が思うこと、反省から始まり、指導教官のA田先生の講評を・・・。
すごく頑張って用意していたこともあって、授業もスムーズにできたと全体的にお褒めの言葉を多くいただいた。
「でも、指導教官として君が気付いていない点をちょっと指摘すると、
センセイ、喋りすぎだったよ。
生徒たちは、書くことがわからないからペンを休めていたんじゃなくて、
考えていたからペンが止まっていたんだよ。
残り時間が少なかったから、センセイは焦っちゃっていろいろ喋ってたけど、
あれはもうちょっと我慢するべきだったね。」
と。
なるほど、納得するものでした。
A田先生と話をしている途中で、今まで頑張ってきたことへの達成感とか
精練授業という大舞台を終わらせたことで、肩の荷が降りたのとで涙が溢れ出した。
成功したとか失敗したとかは関係ない。
やり通せたことに対して本当に嬉しかった。
そして、
「今年は採用試験を受けるの??」
と聞かれた。
今まで民間企業を受けていたこと、教員への熱が少し冷めていたものの、
やっぱり諦めきれないところがあって、採用試験を受験しようか迷っていたこと、
迷っている間に締め切りが過ぎてしまったこと、役員面接を受けたい気持ちがあったけれど、生徒たちと触れ合っていくうちにやはり教員を目指したい気持ちが大きくなってきたことなどをすべて吐き出した。
「実習日誌を読んでいるうちに、やっぱりみづきさんの熱が再発したのはわかったよ。
それに、そういう風に迷うことは悪いことじゃないよ。
実習をしたからって必ずしも教員にならなきゃいけないわけじゃない。
それに、採用試験を通過するのはとても難しいことだよね。
社会なんか倍率が高いもんね。
でも、もしそれでも目指そうと思うんだったら、小学校の免許を持っていたら、
狭き門がかなり広くなるよ。
もうちょっといろいろ考えてみたら?」
アドバイスをいろいろいただいた。
こんな中途半端な気持ちのあたしに救いの手を差し伸べてくださった。
T樹先生や教頭先生からもお褒めの言葉をいただいた。
今年受けないのがもったいないと言っていただけた。
一次通過したら採用されると思うとも言っていただけた。
狭き門でも、もうちょっと真剣に考えたらよかったのかもしれない。
ちょっと不安要素がいっぱいで、他のみんなが就職活動をはじめるのと一緒に活動を始めた。
教職には熱がなくなったと言って断念したつもりでいた。
根っこの部分じゃ全然冷めてなかったんだろうね。
この実習で確実に熱が再発した。
「もう準備は万全だから、今日は早めに休んで
明日に備えなよ」
って言われたにも関わらず、生徒へのメッセージとか
授業のシュミレーションなどで寝られなかった。
今日は職員会議で挨拶をすることになっていた。
それに関しても朝まで考えていた(笑)
だから、要領悪いやつは寝不足になるんだよね^^;
そんなこんなで8時になったら、まず挨拶。
4週間もいろいろやってきたので、話題は豊富だし、迷惑をかけたことに対しての謝罪とか、お世話になったことへの感謝の気持ちがたくさんあって何分話しても話しきれないくらいだった。
それなのに、実際に先生方の前に立ったら、
「最初の日に5人で順番に挨拶をしたのがもう4週間前のことなんだ。」
「もう今日で終わりなんだ。」
「いろいろあったな〜」
とか、いろいろな感情がこみ上げてきて、泣くつもりは全然なかったし、しっかり整理した話だけで終わりにしようと思っていたのに、
大泣きしてしまって、頭の中吹っ飛んでしまった。
こんな言葉だけじゃ足りないけれど、ただ
「本当にありがとうございました。」
って泣きながら繰り返していた。
そして最後に
「今日の精練授業は、すべての締めくくりとなるようにがんばりますので
都合がよろしかったらぜひ見にいらしてください。」
といって挨拶が終わった。
泣き止んでから職員会議が始まる。
連絡事項だとかを確認しながら、メモをとる。
とりあえず、泣いたのがバレないように一生懸命平生を装う。
まー、普通だったので3Aのみんなは気付かなかったみたい。
いつもどおりに朝のHRをやって、連絡事項を言って、
「なんか、早いものでもう4週間も経っちゃったんだな〜って思います。
いろいろ思うことがあるけど、それはまた帰りの会にでも(笑)
ってことで〜今日も一日頑張りましょう〜!!」
センセイの話はこれで終わりにした。
I井先生が
「今日の帰りの会はみづきセンセイに時間をあげるので、
おまえら、しっかり話を聞けよ。」
と釘をさす(笑)
2時間目にC組で最後の授業。
いつも無反応に近いC組だったけど、いつもより反応してくれたような気がした。
感想もいっぱい書いて持ってきてくれた。
本音を語ってくれた子が多かった。
最後に
「センセイはみんなのために涙の出るようなプレゼントを
持ってきました!!
嬉しいでしょ〜??授業を振り返ることができる確認問題♪」
って言ったら大爆笑だった。
最後に委員長から代表して感謝の言葉をいただいた。
でも、まだ次が本番だったりするので泣くことはなかった。
緊張感と達成感はあったものの、あまり感動はしなかった。
3限3年B組。
今週はこの授業のために、全精力を注ぎ込んでいたといっても過言ではない。
この授業のための指導案でいっぱいいっぱいだった。
寝る間も惜しんで授業の準備をした。
その努力が報われた。
3Bの生徒は他の2クラスよりも結構子どもっぽいところがある生徒が多く、
あんまり騒ぐようならとってもやりにくいクラスなんだと思う。
でも、このクラスと私は授業だけの付き合いだけど、結構信頼が出来ているんじゃないかなって思った。
A田先生も見学に来ないことが多くなったりで、本当に彼らと自分での授業を展開することが多かったような気がした。
みんなも一生懸命やってくれたので、見学をしてくださったT樹先生、教頭先生、S木先生からはお褒めの言葉をいただいた。
計画通りに進めることもできたし、緊張しつつも良い授業ができた。
最後にこのクラスでも委員長から挨拶をしてもらった。
「センセイは小さいけれど、とっても元気で声も大きくておもしろかったです。
授業も毎回一生懸命で、とても楽しかったです。
あえて欠点を言うと緊張しないでリラックスできたらもっといいと思います。」
って挨拶。生徒からも先生方からも笑いがでた。
4週間の授業がすべて終了した。
拍手とか笑顔、笑いでみんなとってもいい表情をしてくれていた。
授業が終わっても、授業内容に対して自分はどう思うかとか、あたしの授業を通してどんな風に思ったかとか感想とかを書き続けてくれる生徒が多々いた。
休み時間に選択授業の担当のH生田先生がいらして、
「あ、そういえば今の時間精練授業でしたね。どうでしたか?」
と声をかけてくれた。
それにALTのJ先生が一緒にいて、お疲れ様って二人で声をかけてくれた。
H生田先生は
「生徒の表情とかこの教室の雰囲気を見ると精練授業はよかったみたいですね。
お疲れさまでした^^」
って嬉しいことも言ってくださった。
職員室に戻り、A田先生と精練授業の反省をした。
自分が思うこと、反省から始まり、指導教官のA田先生の講評を・・・。
すごく頑張って用意していたこともあって、授業もスムーズにできたと全体的にお褒めの言葉を多くいただいた。
「でも、指導教官として君が気付いていない点をちょっと指摘すると、
センセイ、喋りすぎだったよ。
生徒たちは、書くことがわからないからペンを休めていたんじゃなくて、
考えていたからペンが止まっていたんだよ。
残り時間が少なかったから、センセイは焦っちゃっていろいろ喋ってたけど、
あれはもうちょっと我慢するべきだったね。」
と。
なるほど、納得するものでした。
A田先生と話をしている途中で、今まで頑張ってきたことへの達成感とか
精練授業という大舞台を終わらせたことで、肩の荷が降りたのとで涙が溢れ出した。
成功したとか失敗したとかは関係ない。
やり通せたことに対して本当に嬉しかった。
そして、
「今年は採用試験を受けるの??」
と聞かれた。
今まで民間企業を受けていたこと、教員への熱が少し冷めていたものの、
やっぱり諦めきれないところがあって、採用試験を受験しようか迷っていたこと、
迷っている間に締め切りが過ぎてしまったこと、役員面接を受けたい気持ちがあったけれど、生徒たちと触れ合っていくうちにやはり教員を目指したい気持ちが大きくなってきたことなどをすべて吐き出した。
「実習日誌を読んでいるうちに、やっぱりみづきさんの熱が再発したのはわかったよ。
それに、そういう風に迷うことは悪いことじゃないよ。
実習をしたからって必ずしも教員にならなきゃいけないわけじゃない。
それに、採用試験を通過するのはとても難しいことだよね。
社会なんか倍率が高いもんね。
でも、もしそれでも目指そうと思うんだったら、小学校の免許を持っていたら、
狭き門がかなり広くなるよ。
もうちょっといろいろ考えてみたら?」
アドバイスをいろいろいただいた。
こんな中途半端な気持ちのあたしに救いの手を差し伸べてくださった。
T樹先生や教頭先生からもお褒めの言葉をいただいた。
今年受けないのがもったいないと言っていただけた。
一次通過したら採用されると思うとも言っていただけた。
狭き門でも、もうちょっと真剣に考えたらよかったのかもしれない。
ちょっと不安要素がいっぱいで、他のみんなが就職活動をはじめるのと一緒に活動を始めた。
教職には熱がなくなったと言って断念したつもりでいた。
根っこの部分じゃ全然冷めてなかったんだろうね。
この実習で確実に熱が再発した。
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