教育実習20日目。(最終日其の弐)
2005年6月10日 就活・実習記録
最後の給食の時間。
みんなが準備している様子をカメラに収めた。
割烹着を着ているエビくんとYタカくんは最初
「センセー恥ずかしいから撮らないでよ〜」
とか言ってたんだけど、
「えぇ〜だって、割烹着姿なんてなかなか撮れないから
残しておきたいも〜ん!!」
ってあたしが言ったら、
「じゃ〜センセイ、この写真飾ってよ〜(笑)」
って言いながらポーズ。
やっぱりかわいいね(笑)
他にもA子とMなみのバスケ部連合も
「センセー撮って〜♪」
って突進してきた。
給食が終わったら、いつものように遊ぼうと思ったんだけど、
あいにくの雨だったため、今日は中庭でバドはできなかった。
今週の日記では書いてなかったけど、今週はうちのクラスのオトコノコと一緒に燃えていることが多かった。
A興くんは器用なのかなんなのか、ラケットの二刀流でプレイ。
かなり笑えるバドミントンでした。
最後の昼休みは結局職員室で精練の反省をノートにまとめたりして終わり。
5時間目も同様に反省をしたり、いろいろな先生方とお話をしたり、
マッタリして過ごした。
そして、掃除。
最後の掃除。
あたしが説教したのもあるけれど、みんな一生懸命やっていた。
今までで一番キレイにしていたんじゃないかな。
ちょっと感動した。
挨拶もしっかりやって、終わり。
帰りのHRの前に職員室に確認問題、カメラ、ポストカードを取りにいった。
これで最後なんだ。
4週間が終わる。
淋しいけど、泣かないで笑ってさよならしよう。
そう心に決めて職員室を後にし、3Aの教室へ向かう。
教室へ入るといつもの雰囲気。
50分から帰りのHRなのに、あわただしかったり、おしゃべりしたり、
落ち着きがあまりないいつもの生徒たち。
「あ、いつものみんなだ。」
って嬉しく感じた。
それと同時に
「私ひとりがいなくなるだけだ。
今までいなかった人、ちょっとだけ一緒に過ごした人なんだから、
当たり前だよね。I井先生とは違うんだもん。」
って淋しくもなった。
I井先生が司会のM也くんに
「今日は来週の連絡事項だけでいい。
あとはみづきセンセイに時間をあげるから」
と指示。
すっごく複雑な気分。
副委員長のM美ちゃんが帰りのHRの流れをI井先生に言う。
「最初に歌を歌って、みづき先生に話をしてもらって・・・」
・・・(笑)
一生懸命考えてくれたんだなって思ったら、嬉しかったのとなんだかかわいいのとで、多分にやついてしまった。
歌う前に歌声委員会のA希子ちゃんが
「今日はみづきセンセイの前で歌うのが最後だから、
みんな一生懸命歌いましょう!!」
ってひとこと言う。
今まで4週間過ごしてきた中で、一番一生懸命歌ってくれた。
でも、感動していたもののまだ涙はでない。
このままイケばきったいな〜い泣き顔は見せなくて済むかも(笑)
とか思いながら、歌を聴いていた。
歌が終わって拍手をする。
M美ちゃんから
「センセイから一言お願いします〜!!」
といわれる。
よし!!出番だ。
「え〜と・・・いつもよりすっごく一生懸命歌っていて、すごく感動しました。
昨日予告していたとおり、みんなにセンセイから渡したいものがあります。
みんなの喜ぶ確認問題プリント♪
ハイ、コレを用意しました〜♪
T大くん、社会科係だよね〜。後で配ってね^^
・・・とかなんとか言っちゃってるけど、本当に渡したいのはこっちです。
しょっぼーいメッセージだけど、一人一人の顔を思い出して
ニヤケながら書いたものです。
このポストカードはセンセイが好きなきむさんって方の詩が載っています。
じゃーちょっと時間かかっちゃうけど、名前呼んだら取りにきてください。」
って37人にそれぞれ一言話して握手してから、ポストカードを渡した。
途中でオトコノコには手をかわされたり、掴んだままひきずられたり・・・と最後までいぢられたセンセイでした(苦笑)
37人にポストカードを渡し終えたのは何分後かよく覚えていないけれど、
みんなすごく喜んでくれた。
I井先生にも渡した。
ちょっと照れていた。
でも、「4週間本当にありがとう」っていう気持ちはひとりひとりに伝わったんじゃないかなって思っている。
改めて、全体に挨拶。
なんだかやっぱり楽しかった思い出とか、いろいろ甦ってきて
最初のほうは笑ってしまった。
「4週間前にI井先生と一緒にこの教室にきて、紹介されたときは
すっごく緊張していて、ひとりひとりの顔をみることは物凄い力が必要で、
演劇をやる人みたいに『みんなかぼちゃ〜』って思いながら話していました。
注目されるのが苦手で、顔がひきつってたかもしれないね(笑)
・・・でも、みんながセンセーセンセーって言って話しかけてくれるのが
すごく嬉しくて、そんな緊張なんてすぐになくなったよ。
授業に関してはA田先生のような訴えかけるような授業は全然できないし、
本当に何もかもが初めてで、めちゃくちゃだった。
・・・でも、みんなが温かく見守ってくれたり、お世辞でもわかりやすいよ
って言ってくれたおかげでなんとか頑張ってこれました。
・・・あは、
も〜なんだかいろいろ考えてたのに、なんて言えばいいのかわかんない。
(↑ここらへんから涙でてきてました^^;)
私にとっての4週間って最初は苦痛でしかなかったんだ。
公民って正直好きじゃなかったし、3年生って大人びてたりして
ちょっと怖いだろうな〜って思ったり。
でも、みんなと一緒に過ごせたおかげで、授業のことも、クラスでのことも
すごく勉強になったし、楽しかった。
みんながいなかった先週の3日間。
1年生と過ごすことができて、これもいい経験になったんだけど、
いつも時計を見るたびに「みんな今頃なにやってるんだろう」
とか、ばっかり考えていて、AWAYで過ごすよりもやっぱり
HOMEが一番だなって思った。
それに本当は最後のまとめの授業はみんなと一緒にやりたかった。
B組のみんなも一生懸命やってくれたけど、一番一緒に過ごした
A組のみんなと一緒に、他の先生方に
「私はこの生徒達と一緒に成長したんだ」
って叫びたかったよ。
本当に残念だった。
私は来週からまた大学に戻るんだけど、友達に実習どうだった?
って聞かれたら、「最高だった!!」としか答えられない。
本当に本当に最高だった。
みんなと過ごせて、みんなが最初の生徒で本当に最高だったよ。
私は短気だったから、みんなに怒鳴ったりすることが多かったけど、
それでもみんなは一生懸命やってくれて、慕ってくれた。
本当にありがとう。
本当にありがとう。
いつか、絶対に本物の先生になって学校に戻ってきたいと思います。」
こんな風に挨拶をした。
最後はもう大泣き。
最初は笑い泣きだったんだけど、だんだん朝みたいに頭が真っ白になって、
何を話したらいいのかわからないくらい胸がいっぱいだった。
生徒たちも泣いてくれた。
みんなが準備している様子をカメラに収めた。
割烹着を着ているエビくんとYタカくんは最初
「センセー恥ずかしいから撮らないでよ〜」
とか言ってたんだけど、
「えぇ〜だって、割烹着姿なんてなかなか撮れないから
残しておきたいも〜ん!!」
ってあたしが言ったら、
「じゃ〜センセイ、この写真飾ってよ〜(笑)」
って言いながらポーズ。
やっぱりかわいいね(笑)
他にもA子とMなみのバスケ部連合も
「センセー撮って〜♪」
って突進してきた。
給食が終わったら、いつものように遊ぼうと思ったんだけど、
あいにくの雨だったため、今日は中庭でバドはできなかった。
今週の日記では書いてなかったけど、今週はうちのクラスのオトコノコと一緒に燃えていることが多かった。
A興くんは器用なのかなんなのか、ラケットの二刀流でプレイ。
かなり笑えるバドミントンでした。
最後の昼休みは結局職員室で精練の反省をノートにまとめたりして終わり。
5時間目も同様に反省をしたり、いろいろな先生方とお話をしたり、
マッタリして過ごした。
そして、掃除。
最後の掃除。
あたしが説教したのもあるけれど、みんな一生懸命やっていた。
今までで一番キレイにしていたんじゃないかな。
ちょっと感動した。
挨拶もしっかりやって、終わり。
帰りのHRの前に職員室に確認問題、カメラ、ポストカードを取りにいった。
これで最後なんだ。
4週間が終わる。
淋しいけど、泣かないで笑ってさよならしよう。
そう心に決めて職員室を後にし、3Aの教室へ向かう。
教室へ入るといつもの雰囲気。
50分から帰りのHRなのに、あわただしかったり、おしゃべりしたり、
落ち着きがあまりないいつもの生徒たち。
「あ、いつものみんなだ。」
って嬉しく感じた。
それと同時に
「私ひとりがいなくなるだけだ。
今までいなかった人、ちょっとだけ一緒に過ごした人なんだから、
当たり前だよね。I井先生とは違うんだもん。」
って淋しくもなった。
I井先生が司会のM也くんに
「今日は来週の連絡事項だけでいい。
あとはみづきセンセイに時間をあげるから」
と指示。
すっごく複雑な気分。
副委員長のM美ちゃんが帰りのHRの流れをI井先生に言う。
「最初に歌を歌って、みづき先生に話をしてもらって・・・」
・・・(笑)
一生懸命考えてくれたんだなって思ったら、嬉しかったのとなんだかかわいいのとで、多分にやついてしまった。
歌う前に歌声委員会のA希子ちゃんが
「今日はみづきセンセイの前で歌うのが最後だから、
みんな一生懸命歌いましょう!!」
ってひとこと言う。
今まで4週間過ごしてきた中で、一番一生懸命歌ってくれた。
でも、感動していたもののまだ涙はでない。
このままイケばきったいな〜い泣き顔は見せなくて済むかも(笑)
とか思いながら、歌を聴いていた。
歌が終わって拍手をする。
M美ちゃんから
「センセイから一言お願いします〜!!」
といわれる。
よし!!出番だ。
「え〜と・・・いつもよりすっごく一生懸命歌っていて、すごく感動しました。
昨日予告していたとおり、みんなにセンセイから渡したいものがあります。
みんなの喜ぶ確認問題プリント♪
ハイ、コレを用意しました〜♪
T大くん、社会科係だよね〜。後で配ってね^^
・・・とかなんとか言っちゃってるけど、本当に渡したいのはこっちです。
しょっぼーいメッセージだけど、一人一人の顔を思い出して
ニヤケながら書いたものです。
このポストカードはセンセイが好きなきむさんって方の詩が載っています。
じゃーちょっと時間かかっちゃうけど、名前呼んだら取りにきてください。」
って37人にそれぞれ一言話して握手してから、ポストカードを渡した。
途中でオトコノコには手をかわされたり、掴んだままひきずられたり・・・と最後までいぢられたセンセイでした(苦笑)
37人にポストカードを渡し終えたのは何分後かよく覚えていないけれど、
みんなすごく喜んでくれた。
I井先生にも渡した。
ちょっと照れていた。
でも、「4週間本当にありがとう」っていう気持ちはひとりひとりに伝わったんじゃないかなって思っている。
改めて、全体に挨拶。
なんだかやっぱり楽しかった思い出とか、いろいろ甦ってきて
最初のほうは笑ってしまった。
「4週間前にI井先生と一緒にこの教室にきて、紹介されたときは
すっごく緊張していて、ひとりひとりの顔をみることは物凄い力が必要で、
演劇をやる人みたいに『みんなかぼちゃ〜』って思いながら話していました。
注目されるのが苦手で、顔がひきつってたかもしれないね(笑)
・・・でも、みんながセンセーセンセーって言って話しかけてくれるのが
すごく嬉しくて、そんな緊張なんてすぐになくなったよ。
授業に関してはA田先生のような訴えかけるような授業は全然できないし、
本当に何もかもが初めてで、めちゃくちゃだった。
・・・でも、みんなが温かく見守ってくれたり、お世辞でもわかりやすいよ
って言ってくれたおかげでなんとか頑張ってこれました。
・・・あは、
も〜なんだかいろいろ考えてたのに、なんて言えばいいのかわかんない。
(↑ここらへんから涙でてきてました^^;)
私にとっての4週間って最初は苦痛でしかなかったんだ。
公民って正直好きじゃなかったし、3年生って大人びてたりして
ちょっと怖いだろうな〜って思ったり。
でも、みんなと一緒に過ごせたおかげで、授業のことも、クラスでのことも
すごく勉強になったし、楽しかった。
みんながいなかった先週の3日間。
1年生と過ごすことができて、これもいい経験になったんだけど、
いつも時計を見るたびに「みんな今頃なにやってるんだろう」
とか、ばっかり考えていて、AWAYで過ごすよりもやっぱり
HOMEが一番だなって思った。
それに本当は最後のまとめの授業はみんなと一緒にやりたかった。
B組のみんなも一生懸命やってくれたけど、一番一緒に過ごした
A組のみんなと一緒に、他の先生方に
「私はこの生徒達と一緒に成長したんだ」
って叫びたかったよ。
本当に残念だった。
私は来週からまた大学に戻るんだけど、友達に実習どうだった?
って聞かれたら、「最高だった!!」としか答えられない。
本当に本当に最高だった。
みんなと過ごせて、みんなが最初の生徒で本当に最高だったよ。
私は短気だったから、みんなに怒鳴ったりすることが多かったけど、
それでもみんなは一生懸命やってくれて、慕ってくれた。
本当にありがとう。
本当にありがとう。
いつか、絶対に本物の先生になって学校に戻ってきたいと思います。」
こんな風に挨拶をした。
最後はもう大泣き。
最初は笑い泣きだったんだけど、だんだん朝みたいに頭が真っ白になって、
何を話したらいいのかわからないくらい胸がいっぱいだった。
生徒たちも泣いてくれた。
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