また、今度ね。(18切符で行く新潟・福島の旅二日目−2)

ジェラードを堪能したあと、どこへ行こうかという話になる。
すずの友達が旅行代理店で働いているとのことでそこを覗いてみる。
旅行代理店のオネエサンに聞いても新潟市内には観光地がないという（笑）
「レインボータワー登ってくれば？（笑）」
って言われたけど、適当にゆっくり下りてくるくらいだったら、
タワーハッカーのようにずきゅーん！！って落下するほうが好きだ。
むしろ、そっちのほうが大好きだ。
そのオネエサンとばいばいしてから適当に徘徊する。
そして、テンちゃんに薦められたというアニメイトへ行く（笑）
でも、やっぱり都内のほうがでっかいな〜って感じた。
見るところ尽きたかとか言いつつ、時間も結構おしてきていたので駅に向かう。
駅でコインロッカーに預けた荷物を出して、待合室でマッタリしながら話していた。
すずは、機種変をするとかなんとか言ってたから、まだ荷物を出す必要はなかったのに、あたしにつられて出してしまった（笑）
すずと知り合ってからは、距離の関係とかもあってまだ3回しか会ったことがない。
でも、なんだかすずと別れて駅の改札を通り抜けたときになんだか涙が出そうになった。
「今度はいつになるかわからないけど、また遊ぼうね」
って言って別れた。
あたしは2回目の18切符にスタンプを押してもらい、電車に乗り込む新津までノンストップの快速だったんだけど、特急とかみたいに特別車両みたいで結構驚いた。
新津で、磐越西線に乗り換え。
今、会津のキャンペーンをやっていてあかべこの絵が描いてある車両が多い。

磐越西線の景色はすごくきれいだとすずから聞いていたけれど、
あたしが乗ったのは夕暮れ時。
確かに晴れてる日に見たらきれいだろうなって思うようなところばかりだった。
コンパートメントって大抵2・2の4人のボックスが多いと思っていたのだけど、1・1の2人の席があって驚いた。
その2人用のコンパートメントに座る。
景色を眺めながら、すずと過ごした時間を思い出したりする。
行った場所、やったことは少なかったかもしれないけど、
久しぶりに会って話したことですごく充実できた。
暗くなってきて景色が見えなくなったら、だんだん眠くなってきた。
多分居眠りしてしまっただろう。
知らないところで寝るのは好きじゃないんだけどね。
YHの最寄り駅塩川を通過しちゃったら、そのまま郡山まで行っちゃおうかと思ったけど、ちゃんと下りることができた。

今回泊まったのは会津の里YHというところで、ペアレントが酒屋をやっています。
お好み焼き屋さんが併設しているらしくて、夕食はそこでもとれることになっていた。
とりあえず、到着時間が遅かったので即YHへ行く。
場所は確認してきたもののちょっと不安で、一緒に降りた同年代っぽい女性に話しかけると、自分もそっちのほうに家があるから一緒に連れて行ってくれると言う。
かなりありがたかった。
その女性に
「旅でもしているのですか？」
と聞かれて、千葉に住んでいること、新潟の友達に会いにいき、
明日は福島の友達に会いに行くと伝えると、
「いろんなところに友達がいて羨ましいです。」
とのこと。
その女性ミサキさんの案内でYHに到着。
もうちょっと話したい気もしたけれど、しょうがない。

行ったら、ペアレントのおじさんがせかしてくる。
昨日も早く来いと言っていた理由がやっとわかった。
YHにもシャワーはあるけど、浴槽がないのかとりあえず、町営の銭湯に入れる時間が20時前後らしくて急いで行きなさいって言われた。
受付をして、会員証を見せようとしたら、会員なら見せなくていいって言われて、
部屋を教えてもらい、即銭湯へ移動。
着替えとかを出している暇がなかったので荷物全部背負ったまま走る。
相当汗をかいたに違いない。
受付のおばちゃんにYHでいただいた無料券を見せたら、
「20時45分までだから余裕よ〜」
って言ってくれた。
20時過ぎじゃさすがに人が少ない。
大きいお風呂をひとりじめして入る。
気分がよかった。
でも、時間との戦い。
45分は短いくらいだ。
シャワーだけなら30分以内になんとかできるけど、浴槽があったらゆっくりしたくなっちゃうじゃないか。
ゆっくり沈むのを断念して、カラダ、頭洗って出る。
21時前になってたけど、ご飯食べてなかった。
ってことで近くのセブンで明日の朝食と今日の夕食を買う。
お茶はYHにあったからおにぎり2個とミニ冷やしうどん、アロエヨーグルト（2個）を買ってYHに戻る。
談話室とかもあるんだけど、さっきおじさんに聞いたら、個人客はあたしだけで、
あとは家族連れしかいないと言っていたので、開き直って10畳以上の部屋をひとりじめしてまったりしていた。
TV見ながらちょびっとすずと電話したり、おかんと電話したり、
あとはTV見ていたり。
クーラーとかはなかったけど、窓を開けるだけで相当涼しかったうえ、
大雨が降ってきたので寒いくらいだった。
毛布と布団をかけてぷっすまを見ながらオフタイマーつけて就寝した。
いつTVが消えたかも、自分が眠りにつくまでどれくらいだったかもあまり覚えていない。