チャリ暴走in飛鳥(京都・奈良放浪記二日目−1)
※『大化の改新』のロケ地からの景色
 
 
早く寝たからか起きたら6時だった。
朝風呂入ろうかと思ったけど、タオルが濡れるのが嫌だったので取りやめ。
2度寝することにした。
朝食は7時半からでしたっけ?
ってことで7時くらいにまた起きる。
洗顔して、化粧・・・は後でいいや。
昨日の夜は大雨だったから、今日は無理かな〜って思ったけど
すっかり晴れた模様です。
台風も近畿を逸れたようで・・・。
朝食は洋風でした。
パンが美味しくてがっつりいただきました。
でも、やっぱり日本人ならコメ食いたいですね(笑)
今日は飛鳥地方をチャリで回りましょう。
ゆっくりとった朝食の後は部屋に戻って支度。
化粧はめんどくさいけど、一応旅先だからちゃんとしましょう。
ってことでダラダラしてた。
8時半過ぎに出発しようとすると、ペアレントのN原さんから
「明日香村とかに行くんだったら、これが役に立ちますよ〜」
って割引券とかをもらった。
ってな具合にあすかロードYHを後にする。
 
 
 
今日からはもう18切符だとかは関係なくなってしまうので、近鉄(近畿日本鉄道)で移動。
大和八木駅から乗車。
帰りにも絶対使うから、スルっとKANSAIを買ってみた。
財布に入れようとしたら、パスネット(首都圏の私鉄・地下鉄各線共通カード)とかぶるので、定期入れに入れなおした。
近鉄・橿原線橿原神宮前駅まで移動。
飛鳥駅に行くにはもう一回電車に乗らないといけないんだけど、
乗り換え時間が実に30分。
チャリで回るならあんまり関係ないかと思って、橿原神宮前にて下車。
駅前のレンタルサイクルを借りる。
おっさんが無愛想でムカついたけど、気にせずチャリンコでぶっとばす。
レンタルサイクルでもらったしょっぼい地図を使って暴走開始。
伝小墾田宮跡にまず行ってみる。
でも、全くどこに何があったのかさっぱりわからないし、しょっぼい石碑があるだけだった。
まー、『伝』だし、しょうがないよね。
これまた、伝豊浦宮跡とか豊浦寺跡を見てみるけど、感動もクソもなかった。
でも、チャリこいでいろいろ回っている自分にウットリ(笑)
地図を見ていると雷丘とある。
なんかでみたことある・・・って思ってチャリをかっとばすものの、
単なる交差点で結構がっかりした。
そんなのが続いていたけど、奈良国立文化財研究所飛鳥資料館に入る。
レプリカとかが多かったけど、どこでどんなものがあるとかわかったし、
写真がいっぱいあってなんかよかったかも・・・。
また、チャリでもと来た道を戻る。
 
 
 
飛鳥坐神社へ行く。
縁結びの神社だとかなんとか言ってたけど、そこまできゃぴきゃぴしてなかった。
御朱印を書いてもらって、神社の境内を歩き回る。
参拝もしたけど、貧乏でごめんなさい。と、手を合わせて徘徊した。
参拝も終わって、チャリ置き場に戻ると突風のような風でチャリが倒されていた。
壊れてたら困るから念入りにチェックするものの、どこも破損はない。
てか、気付いたがタイヤめちゃくちゃうっすぅ〜い。
パンクしてもあたしのせいじゃねーぞ。
 
 
次は飛鳥で一番行きたかった飛鳥寺
観光客が誰もいなくて、住職といろいろ話すことができた。
いろいろな災害で両隣にいた菩薩像だとかは消失したり、壊れたりとかして現存していないのにも関わらず、飛鳥大仏に関しては焼け跡にぽつんとお1人で座られていらっしゃったとのこと。
しかも、お寺の本堂に入った瞬間大仏がいらっしゃるものでかなりビビった。
でも、大仏さまの荘厳さに眼を奪われてぼーっと眺めていた。
来年でお寺が発願されてから1400年らしいです。
そんな気の遠くなるくらい前から今も残っているなんて思ったら、
自分がちっぽけに思えてきちゃったよ。
 
 
 
飛鳥寺の裏にある蘇我入鹿の首塚といわれる塚を見る。
一応手を合わせる。
まー、墓みたいなもんだしね。
その場所から広がる田園風景をカメラに収めているとチャリこいでるおじさんに話しかけられる。
「どこらへん回られるんですかー?」

「そうですねー石舞台辺りとかも行こうと思ってますー」

「ほな、気ぃつけてなー」

「ありがとーございますー」
ってそこで終了したはずなのに、数分後チャリで徘徊していると、
さっきのおっさん現る。
「今日、仕事休みで暇やからいろいろ案内したるわー」
って・・・。
んで、まず飛鳥にある変な石を見に行く。
弥勒石っていうのが田んぼの中にある。
特に感想なし。普通の石だった。
次に亀石
・・・確かに亀の形をした石だった。
今だったら、石を切る技術が発達しているからそこまで大変なものではないかもしれないけれど、昔はそんな機械なかったよね。。。
どうやってこういう形にしたのか、なんでこういう形にしたのか、
自然にできたものなのかとっても不思議だった。
あたしは、この後オーソドックスに石舞台とか高松塚とか見ようと思っていたんだけど、この小さな親切大きなお世話おじさんの案内で1月に放送された『大化の改新』のロケ地に案内される。
風景とかはキレイだったけど・・・。
 
別にあのドラマ見てないし、当時受けていた日本史演習の担当T山 M都男氏が熱く・ボロクソに言ってたことしか覚えていないし、ついでに言えば感想文を提出したら成績+αしてくれるって言うから、公式HPの掲示板で感想寄せ集めて書いたらいろいろツッコまれた思い出しかないから別に見なくてもよかったんだよね(爆)
 
 
 
ついでに言うと、このロケ地まで相当キツい坂を登ることになり、ママチャリでしかもギアがついてないボロチャリでは相当キツかった。
多分、秋になったらまた観光でにぎわうんじゃないかと言うおっさん。
でも、あたしはこんなロケ地があったことすら知らないから、どっかのツアーじゃない限りココに来る人っていないと思ったり・・・。

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